「ネット試験向けの模擬試験ってないのかな?」
こんな疑問を持っていませんか?
実は、大手スクールの模擬試験は無料で受けることができるんです。
この記事では、大手スクールの無料模擬試験のほか、簿記ネット試験向けの学習コンテンツをまとめました。
この記事で紹介する模試を受ければ、いまの自分の実力を確かめることができます。
無料で受けられる模擬試験ってありますか?
あるよ。
色んな種類の模擬試験があるから詳しく説明するね。
CBT形式の無料模擬試験
まずご紹介したいのが、下記の3社です。
※ネットスクール以外は、メールアドレスなどの入力が必要です。
CBT方式で通して受験できる
この3社の大きな特徴は、ネット上で模擬試験を受験できることです。
他の大手スクールはPDFの問題になるので、ネット試験よりも筆記の統一試験に近い環境になります。
ですので、ネット試験を受ける方には、この3社がオススメです。
ネット上の模試を受けることで、操作方法や下書きの要領などを体験することが可能になります。
本番のネット試験では、学習自体は合格ラインに達していても、操作に手間取って合格を逃してしまう恐れがあります。
それにも関わらず、今のところCBT操作を体験する方法は限られています。
そのため、事前に調べた情報だけで試験に臨む方も多いのが現実です。
でも、不安な状態のまま受験するのは避けたいですよね?
だから、本番で失敗しないためにも、この模試を利用して事前に体験しておくとよいです。
一度体験することで、無駄な不安が解消され、本番で安心して受験することができますよ。
何回でも受けられる
また、この模試は無料で何回でも受けられます。
操作に不安のある方は、スムーズに解答できるようになるまで練習しておきましょう。
本番のネット試験はスピード勝負です。
2021年度から統一試験の試験時間が短縮されています。(3級:120分→60分 2級:120分→90分に変更)
制限時間は大幅に短縮されていますが、問題の分量は思ったほど減っていません。
その結果、基本的な問題を素早く正確に解くことがより重要になっています。
この模試で練習することで、解答に要する時間を短縮し、問題を解く時間を十分に確保できるようになります。
解説動画がある
さらに、これらの模試は解説動画も公開されています。
これはうれしいポイントです。
解説動画では、問題の解説だけではなく、キーの操作や下書きの書き方など、ネット試験特有のテクニックも紹介されています。
特に、普段パソコンをあまり使わない方や、模擬試験の解答時間が足りなかった方には、得るものが多い動画になっています。
ぜひ参考にしてみてください。
本番の試験に近い環境で受けられるのはうれしいですーっ!
これが無料で受けられるのはすごいよね。
大手スクールの無料模擬試験
また、大手スクールがPDF形式の予想問題を公開しています。
試験前の力試しにご利用ください。
こちらからダウンロードできます。
模擬試験の選び方
これだけ多くの種類があると、「結局どの模擬試験を受ければいいの?」と迷う方がいらっしゃると思いますので、模擬試験の選び方を解説しておきます。
結論から言うと、オススメしたいのは、CPAラーニングです。
先ほどもお伝えした通り、CPA会計学院、ネットスクール、弥生カレッジCMCは本番の試験に近い、ネット上で受けられる模擬試験になっています。
それ以外の大手スクールの模擬試験は、PDFなので実際の操作方法を試すことはできません。
ですから、まずは、3社の模擬試験を解くとよいでしょう。
その上で、なぜCPAラーニングを推しているかというと、問題が3回分も無料だからです。
ネットスクールや弥生カレッジCMCは、1回のみ無料です。
弥生カレッジCMCは6回分ありますが、2回目から有料になります。
なので、3回分の模擬試験があるCPAラーニングが最も使いやすいと思います。
ただし、もし今使っているテキストや問題集と同じスクールのものが上記の中にあれば、そちらを解くようにしましょう。
というのも、各スクールの作成する問題にはそれぞれ特徴があり、同じ内容でも問われ方や解説方法が異なる場合があるからです。
普段使っているテキストと違うスクールの問題を解くと、問題文の違いなどに戸惑い、実力を発揮できないといった事が起こりえます。
そういったことを避けるために、教材と同じスクールの模擬試験を受けるのがベストです。
まとめると、操作方法を試したいという場合には、CPAラーニング。
実力を図りたいときには、教材と同じスクール。
これが最もオススメしたい模擬試験の選び方です。
わたしの持ってるテキストと同じスクールの模擬試験がありましたーっ!
ラッキー♪
それなら、そのスクールの模擬試験を早速解いてみよう。
その他の試験対策
さて、上記の模擬試験以外にも、ネット試験向けの学習コンテンツは数多くあります。
ここではそのうちのいくつかをご紹介します。
スマホでできる仕訳問題
こちらのサイトでは、CBTに近い形式の仕訳問題が公開されています。
このサイトを利用すれば、効率よく仕訳問題を練習できます。
なぜなら、仕訳問題を本番と同じネット上で行えるからです。
仕訳問題は、3級で45点、2級で20点もの配点がある大事な得点源です。
この仕訳問題をしっかり得点できるかが合格のカギとなります。
また、第二問以降の解答時間を確保するためにも、仕訳問題を短い時間で解答する必要があります。
そんな重要な仕訳問題を本番に沿った形で練習できるので、このサイトはオススメです。
ちょっとしたスキマ時間にも解けますし、電卓を使えない通勤中などでも、勘定科目を埋めることで仕訳の練習になります。
基本だからこそ大事な仕訳問題は、スキマ時間を上手に活用して勉強しましょう。
書籍付属のCBT模擬試験プログラム
また、最近はネット試験の模擬試験プログラムが付属した問題集も出版されています。
購入した後は何度でも受験できるので、本番の環境に慣れるのにピッタリです。
お持ちの問題集が対応していないか、一度確認してみるといいでしょう。
もしかしたら、わたしの持ってる問題集に付いてるかも!
今日帰ったら、確認してみます!!
それがいいよ。
すでに付いている模擬試験があるなら、それが1番だよ。
まとめ
・CBT形式の模擬試験
・PDF形式の無料予想問題
・スマホでできる仕訳問題
・CBT模試付きの教材
この記事で紹介したネット試験対策はいかがでしたか?
初めてのネット試験でも、事前に準備さえしておけば怖くありません。
本番前の力試しやCBTの練習など、目的に応じて上手に活用しましょう。