「第二新卒から経理に転職したいんだけど、第二新卒向けの転職エージェントってないのかな」
こんな悩みを抱えていませんか?
実は、転職エージェントには第二新卒の転職支援を専門とするものがあります。
若手向けの求人紹介や丁寧な選考対策など、第二新卒に特化したサポートを受けられるので、これらの中から選ぶのがおすすめです。
そこで、この記事では、第二新卒から経理転職を目指す方におすすめのエージェント5社を厳選して紹介します。
それぞれ違った長所を持っているので、あなたに合ったエージェントがきっと見つかりますよ。
第二新卒におすすめの転職エージェント一覧
それでは早速おすすめのエージェントを見ていきましょう。
ご紹介する転職エージェント
マイナビジョブ20’s | 就職Shop | UZUZ(ウズキャリ) | 第二新卒エージェントneo | ハタラクティブ | |
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求人数 | 3920件+非公開求人 | 非公開 | 2,600件+非公開求人 | 非公開 | 2,229件+非公開求人 |
対応エリア | 東京/埼玉/千葉/神奈川/大阪/京都/兵庫/奈良/滋賀/愛知/岐阜/三重 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/京都/兵庫 | 東京/神奈川/愛知/大阪/福岡 | 東京/大阪/愛知/福岡 | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/愛知/福岡 |
特徴 | ・求人の75%が未経験可 | ・書類選考無しで面接へ進める | ・平均12時間にもわたる長時間のサポート | ・「転職相談しやすさ」「おすすめしたいエージェント」「転職満足度」の3つでNo.1 | ・チャットで担当者と気軽に連絡できる |
マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sは、20代の転職支援を専門とする転職エージェントです。
利用者数は32万人にも上り、第二新卒向けの転職エージェントの中では最大級の規模を誇ります。
未経験から経理を目指す方にも、以下のような理由からおすすめできます。
①未経験歓迎求人が豊富
マイナビジョブ20’が取り扱う求人のうち、実に75%以上が未経験OKとなっています。
マイナビジョブ20’sを運営しているのは、新卒の就活サポートで有名なマイナビグループです。
そのため、若手の採用に意欲的な企業と強い結びつきがあり、独自に抱えている大手企業や人気企業の求人もあります。
業種も全業界に対応しているので、第二新卒向けの経理求人を探す場合は、真っ先に登録しておきたいエージェントといえるでしょう。
②転職後の定着率が高い
転職後の定着率が93.6%と高水準なのも、マイナビジョブ20’sをおすすめする理由の一つです。
ここまで高い定着率が実現できている理由は、マイナビジョブ20’sで行われている「マイナビジョブ20’s適性診断」にあります。
この適性診断は、適性テストの開発で有名なSHL社と協力して作られたものです。
SHL社の適性診断は、世界中で年間数千万人ものユーザーが受検しており、その信頼性は折り紙付き。
「マイナビジョブ20’s適性診断」でも、自分の強みや弱み、向いている業界などを、高い精度で知ることができます。
その結果をもとに転職サポートが行われるので、、転職先とのミスマッチを防ぐことができ、高い定着率を実現しているのです。
「経理に転職したあともしっかり地に足を付けて働きたい」
と考えている方には、マイナビジョブ20’sが向いていると言えるでしょう。
就職Shop

就職Shopは20代や未経験からの転職に特化した転職エージェントです。
業界大手のリクルートが運営しており、登録企業11,000社の求人の多くが未経験・第二新卒歓迎となっています。
そんな就職Shopをおすすめする理由は次の通りです。
①未経験転職では書類選考から不利になる
まず前提として、中途採用において未経験者は書類選考で落とされるのが割と普通です。
なぜなら、中途採用は即戦力となる人材を求めて行われるからです。
すぐに使える人材を確保するために、中途採用の選考では、その業種・職種の経験年数が最も重視されます。
そんな求人に「未経験だけどやる気と若さはあります!」という人が応募したらどうなるでしょうか?
書類選考の時点で、基準に満たず不採用となってしまうのが、想像できると思います。
さらに、社会人経験の短い第二新卒の場合は、対策をしようにも、そもそも応募書類に書く実績や経験がないのが現実です。
その結果、未経験者の転職において、書類選考が最初に大きな壁となって立ちふさがってくるのです。
ちなみに、企業によっては、経歴よりも将来性を重視して採用する「第二新卒枠」を設けているところもあります。
これらの枠に限った話ならば、経験の少なさという第二新卒の弱みをあまり気にすることなく、転職を目指すことも可能です。
しかし、第二新卒枠を設けているのは一部の企業のみで、その他の多くの企業では第二新卒を通常の中途採用者として選考を行います。
そのため、一般の中途採用から幅広く転職先を探したい場合、未経験者に厳しい書類選考を乗り切る必要が出てきます。
②書類選考無しで確実に面接を受けられる
しかし、就職Shopで紹介される求人は全て、書類選考がありません。
これは革命的です。
「未経験者だと大抵の場合落とされてしまう」書類選考を飛ばして、いきなり面接を受けることができるのです。
これにより、通常は学歴や経験が応募基準に満たないような企業でも、面接次第で内定を獲得できるチャンスが生まれます。
「でも、面接でも同じように経歴やスキルで落とされるんじゃないの?」
と不安な方もいるかもしれません。
ですが、その点も就職Shopなら大丈夫。
応募者の熱意や意欲を重視している企業から中心に紹介してくれるので、最終的な内定率も80%と高水準です。
その結果、就職Shopから就職(転職)した人のおよそ8割が正社員経験1年未満となっています。
通常、短期離職者は信用がないため、転職市場において嫌われやすいのが一般的です。
そのため、エージェントによっては十分なサポートが得られないことも少なくないのですが、就職Shopなら最後までしっかりとサポートしてもらえることがわかります。
もし、あなたが新卒入社から1年未満で転職を考えているなら、間違いなく強い味方です。
短期離職というデメリットを乗り越えたいなら、実力派の就職Shopに登録しておくべきでしょう。
UZUZ(ウズキャリ)

UZUZ(ウズキャリ)は、主に第二新卒、既卒、フリーター、ニートの就職に特化した転職エージェントです。
書類選考通過率87%、内定率86%、入社半年後の定着率95.7%と、いずれの評価基準でも高い水準を満たす実力派エージェントです。
平均12時間もの手厚いサポート
UZUZ(ウズキャリ)の特徴は、1人あたり12時間以上に及ぶ転職サポートを行っている点です。
これは、初めての転職で右も左も分からない第二新卒の転職者にとって大きな魅力と言えます。
求人紹介以外で受けられるサポートは、主に下記の内容となります。
- 最長2時間程度の初回面談
- 企業ごとの書類添削・面接練習
- 選考後のフィードバック
- 入社日程の調整
- 入社後のアフターフォロー
もちろん、これらのサポートは他のエージェントでも実施していますが、UZUZ(ウズキャリ)はその手厚さが群を抜いているのです。
例えば、初回面談は1時間程度で終わるエージェントが多い中、UZUZ(ウズキャリ)ではその倍に近い時間をかけて丁寧にヒアリングを行います。
また、書類添削や2時間程度の面接対策を回数無制限で行ってくれるのは、UZUZ(ウズキャリ)ならではと言えるでしょう。
実は、転職エージェントが行う選考対策の時間や内容は、エージェントごとにまちまちです。
例えば、利用者の多い大手エージェントだと、利用者一人あたりのサポート時間は自ずと限られてしまいます。
その結果、応募企業に合わせた選考対策を十分に行えないまま、面接本番を迎えてしまうケースも少なくありません。
ですが、UZUZ(ウズキャリ)なら、選考があるたびに個別の対策を受けられます。
応募企業の特徴を踏まえた面接対策をプロと一緒に行えるので、内定率を大きく引き上げることができます。
このように利用者一人ひとりに対する手厚いケアが、書類選考通過率87%、内定率86%以上という高い転職実績に繋がっているのです。
「初めての転職で不安だから、入社までしっかりとサポートしてほしい」
といった方には、間違いなくおすすめできるエージェントの一つです。
第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoはその名の通り、第二新卒の転職支援をメインに行っている転職エージェントです。
これまでの就職支援実績は22,500人以上、日本マーケティング機構による調査でも「転職相談しやすさ」「おすすめしたいエージェント」「転職満足度」の3つでNo.1を獲得しています。
そんな第二新卒エージェントneoは、以下のような特徴があります。
入社後まで視野にいれたサポート
第二新卒エージェントneoは、第二新卒に寄り添った総合的なサポートが魅力です。
初回の最長2時間にも及ぶ丁寧なカウンセリングから始まり、一人あたり平均8時間もの時間をかけて求人の紹介や面接対策などが行われます。
ですが、ここまで読んで、「一つ前のUZUZ(ウズキャリ)と同じじゃない?」と思われた方もいるのではないでしょうか。
確かに両者は同じく、UZUZ(ウズキャリ)は回数無制限の面接練習など、入社までの徹底的なサポートを強みとしています。
そんな中で1番の違いは、第二新卒エージェントneoが、内定者に対して入社前研修を実施している点です。
この研修では、電話の取り方や名刺の渡し方など、一般的なビジネスマナーを学ぶことができます。
新卒で入った会社を短期離職していたり、ブランクがあったりして、新しい会社での振る舞い方に不安を抱えている場合は少なくありません。
そんな人も、第二新卒エージェントneoならば、ビジネスマナーをきちんと学び直した上で再スタートすることができます。
「入社後を想定した転職サポートを受けたい」といった悩みをお持ちの方には、間違いなくおすすめできるエージェントです。
ハタラクティブ

ハタラクティブは、20代の第二新卒や既卒・フリーター・ニート向けに転職支援を行っているエージェントです。
転職実績11万人を超えるサポート実績を誇り、内定率も80.4%と非常に高水準な転職エージェントとなっています。
①チャットを使って気軽・スピーディに連絡できる
ハタラクティブの特徴の一つとして、アドバイザーとの連絡をLINEやSkypeなどのチャットツールで行えることが挙げられます。
電話や対談では緊張してしまったり、頻繁に会いに行くのが難しい方も、チャットならいつでも気軽に相談することができます。
また、チャットであれば、あとから内容を見返すこともできるので、転職活動の進捗管理や伝えた内容の確認にも便利です。
もちろん、希望者は直接カウンセリングや選考対策などを受けることもできます。自分にあった方法で転職サポートを進められるのが、ハタラクティブを利用するメリットと言えるでしょう。
②書類選考通過率・内定率が高く、スピーディに転職を進められる
また、ハタラクティブは書類選考通過率が約90%・内定率が約80.4%と、それぞれ非常に高いことでも有名です。
これは、ハタラクティブが若年層の未経験者向け求人に特化しているため実現している数字です。
通常、書類選考や面接で落ちるのは、応募者がその企業の求めている人材とは違った場合です。
ハタラクティブでは、求人を掲載する際に実際に企業を1軒1軒訪問して、「未経験者でも採用できるか」「経歴よりも意欲やポテンシャルを重視しているか」といった確認を事前に行っています。
そのうえで、その企業の要件を満たしている求人を紹介してくれるので、企業側と応募者それぞれの認識のズレが発生しにくく、内定率のアップにつながっているのです。
その結果、ハタラクティブでは利用開始から内定までの期間が平均で1ヶ月程度と、非常に短期間で転職を進められるようになっています。
転職活動に時間をかけられない方、早期に転職を決めたい方は、ハタラクティブの利用がおすすめです。
転職エージェントをつかいこなすには?
ここまで各エージェントの特徴をご紹介しましたが、皆さんに合ったものは見つかりましたか?
転職エージェントを活用することで、応募する企業の選定やスケジュールの調整など、さまざまなサポートを受けることができます。
ですが、転職エージェントを初めて利用する場合、「エージェントをうまく使いこなせるだろうか…」と不安に思ってしまうかもしれません。
そこでここからは、転職エージェントを利用する上で最低限押さえておきたいポイントを2つお伝えします。
複数のエージェントに登録する
転職エージェントを使う場合は、必ず複数のエージェントに登録しましょう。
なぜなら、1つのエージェントだけでは、応募するのに十分な求人数を確保できないからです。
転職エージェントにはそれぞれ得意とする年齢層や地域、業界があります。
もしも登録するエージェントが1社だけの場合、そのエージェントがカバーしていない領域の求人を見逃すことになってしまいます。
ですが、複数のエージェントに登録することで、求人の取りこぼしをある程度防ぐことができるのです。
特に第二新卒特化のエージェントは地方の求人に弱い傾向があります。
そのため、それらをカバーしている大手転職エージェントや、その地方に特化したエージェントと併用するのが得策でしょう。
こちらで経理未経験者向けの大手転職エージェントを紹介しているので、エージェント選びにご活用ください。
(未経験から経理を目指す人が登録すべき転職エージェント5選)へリンク
利用する前に自己分析をしておく
エージェントに登録すると、まず最初に担当になったキャリアアドバイザーとの面談があります。
その際、事前に自己分析を済ませておくとスムーズです。
あなたの現状や希望をアドバイザーと共有することで、それに合った求人紹介や選考対策を受けることができます。
- これまでの経歴
- 転職したい理由・今後のキャリアビジョン
- 転職の希望条件(勤務地・年収・業種など)
①これまでの経歴
面談では、自己紹介と現在までの経歴から聞かれるのが一般的です。
最終学歴と学部、現在勤めている企業の所属部署と担当業務は、最低限答えられるようにしておきましょう。
また、現在の仕事で自分がこだわっているポイントや、やりがいを感じる業務などを伝えられるとさらに効果的です。
アドバイザーはそれらの経験を踏まえて求人を紹介してくれるので、あなたに合った企業を提案してもらいやすくなります。
②転職したい理由・今後のキャリアビジョン
「なぜ今の職場を辞めたいのか」と「転職後にどうなっていたいか」をまとめておけば大丈夫です。
例えば、「経理としてのキャリアを積みたいから、未経験からでもスキルアップできる職場でバリバリ働きたい」といった具合です。
転職してキャリアアップしたいのか、収入を増やしたいのか、働き方を変えたいのか…。
転職を決意した理由と、転職後のイメージを共有することで、今後の方向性が定まります。
③転職の希望条件
最後に、勤務地や年収、業種といった、転職先に求める条件と優先順位を考えておきましょう。
ここがしっかりと決まっていれば、的はずれな求人を紹介される可能性はグッと下がります。
また、残念ながら未経験経理の求人は数が限られているので、時には求人の条件を妥協しなければならないかもしれません。
そんなとき、優先したい条件がはっきりしていれば、アドバイザーも代わりとなる求人を提案しやすくなります。
以上の3項目を洗い出しておけば、初回面談は問題ないでしょう。
もちろん、面談は企業の面接ではないので、現時点で細部までまとまっていなくても大丈夫です。
期待できる年収や求人の質など、知らないことや決まっていないことに関しては、ちゃんと相談に乗ってもらえます。
あなたが希望する転職先を見つけるためにも、自身の現状をきちんと把握しておきましょう。
まとめ
- マイナビジョブ20’s…幅広い未経験歓迎求人と、信頼性の高い適性診断
- 就職Shop…書類選考無しで面接を受けられる
- UZUZ(ウズキャリ)…平均12時間もの転職サポート
- 第二新卒エージェントneo…丁寧なフィードバックで確実に内定ゲット
- ハタラクティブ…チャットを用いて担当者に気軽に相談できる
今回ご紹介したエージェントには、それぞれこのような特徴があります。
初めて転職をする人にとって、自分に合った転職エージェントは非常に心強いパートナーです。
現在の年齢や希望するサポートに合わせて、あなたにぴったりのエージェントを見つけてくださいね。